茶禅草堂のオフィシャルブログにご訪問いただきありがとうございます。
久しぶりに茶禅草堂のお稽古の様子をご紹介させていただきます。
今回は、岩茶の、半天腰を淹れさせていただきました。
上の写真は、お手前のお稽古をさせていただいている様子です。
でも、実際は、この段階にはいるまでには、お稽古の時間をほぼ半分費やしている事があります。
実際に淹れてみる茶葉のテイスティングです。
評鑑杯(テイスティングカップ)を用いて、じっくりと茶葉の様子、香り、味などを考察します。
今回は、実際に淹れてみる茶葉に加え比較対象となる岩茶と共に2種類、テイスティングさせていただきました。
1つは、実際にお稽古で淹れてみた、岩茶の州茶の半天腰。低地の茶畑で作られたものを州茶といいます。
もう1つは、比較するために準備していただいた、正岩茶の水仙。正岩茶、とは、州茶のように茶畑ではなく、武夷山でも、標高の高い岩肌で作られたもの。
正岩茶と州茶の風味の違いは、こうして比べてみるとかなり違いがわかるものです。茶葉の様子、風味、そして茶葉の品種の違い、などを観察し、先生よりレクチャーをうけながら、州茶の半天腰をどのように淹れてみようか、、と考えてみます。
そらから、実際にお手前の練習へと移行します。
どの茶壺がこのお茶にマッチするか、その他のお道具も、全て茶禅草堂のコレクションの中から、自由に選ばせていただきます。とても贅沢だな〜、と思いつつ、どれが良いだろうか、と頭を悩ませつつ、いつも緊張と、嬉しさの中でお道具を選びます。
私はこの茶壺を使わせていただきました。
これは、お茶道では、ずっと先輩の方が選んで淹れたお道具と、お茶。いつも美しい動作をされて、一緒に受講させていただくのもとても勉強になります。
私の今回のお茶淹れは、淹れるお茶の個性を尊重せずに、同時にテイスティングした、正岩茶の味を目指してしまい、反省点を多く残してしまいました。が、その失敗によりかなり収穫が多くて、とても晴れ晴れとした気持ちでお稽古を終えさせていただきました。
本当に毎回贅沢なお稽古をさせていただいております。ありがとうございました。
明日は、五反田の薬師寺東京別院で、茶禅草堂の認定講座が開催されます。
12月は8日には、第4回目を予定しております。
中国茶を垣間見てみたい、飲んでみたい、と思われる方に、ぜひお越しいただきたいと思います。
下記にをご覧いただき、どうぞお気軽にお問い合わせください。お待ち申し上げております。
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