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人はなぜお茶を求めるのか? 宋代の点茶法を実践

執筆者の写真: 岩咲ナオコ岩咲ナオコ

こんにちは

茶禅草堂の岩咲ナオコです。



茶禅草堂教室は、一般にご案内している

通常(サイトでご案内)のお茶教室の他に

お茶の世界を深く学んでいく教養教室を

オンラインで開講しています。



中国茶の基礎知識と技能を学ばれると

より深いお茶の世界を知ってみたくなります。


現在開講中の講座

「人はなぜお茶を求めるのか?

-The secret of TEA story-」では


古代から現代までのお茶の歴史と文化を

時系列でお伝えしています。




お茶の歴史の流れをわかりやすく

紹介されている資料は増えてきてはいます。


ただ、お茶の歴史だけで

成立しているわけではありません。


歴史的背景を紐解きながら

その時代のお茶を検証していくと

切り取って理解されていたお茶の文化は

実は、お茶の歴史は

ドラマティックな歴史背景の中で

発展普及していったことが見えてきます。



それは

仏教が発展していく背景の中で

国家間の交易の場で登場したり

国の経済成長の中で広まっていったり

詩歌が吟じられる中で

芸術美術とともに珍重されたり。。。



各時代の情勢や時代時代で人々のお茶への

向きあい方を通じて

茶文化が変化発展しているのです。


現代茶文化

(現在私たちが目の前て見ている中国茶文化)

も含め、なぜこのような茶文化へと発展したのか

なぜお茶がこうも魅了されるまで

昇りつめていったのか?を

理解していく手掛かりになります。








さて、先日の教室は

宋代のお茶について学びました。

宋代は、貨幣経済の発展、

手工業の発展という歴史的背景の中で、

国内でお茶が大いに盛んになった時代です。


日中間の交流も再び活発になり、

この時代の茶文化は日本茶文化にも

大きな影響を及ぼしています。



宋代は福建のお茶が注目されはじめたので

福建のお茶で、宋代に流行った点茶法を

実践してみました。


「茶は白、器は黒」


この時代に限って流行したお茶のスタイルです。


そして


「茶礼」


宋代の茶文化が原点となって

日本の茶文化や陶磁器文化へ

影響していくこととなります。


「お茶の世界は深い」

その所以は

各時代の人々の生き様が

反映されています。


「お茶に国境なし」

人がお茶を求める理由

時代を超えても魅了し続ける理由

国境を超えて魅了し続ける理由

お茶のドラマティックな生き様を

この講座を通じて

つかんでいただけたら幸いです。


次回(明代以降)は

世界中を虜にしていくお茶の歴史が

いよいよ始まっていきます。









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