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冬の養生法

更新日:2023年11月20日


こんにちは


茶禅草堂の岩咲ナオコです。


二十四節気、立冬に入りました。


秋に入ってからも夏のような気候が


続いていましたが、立冬に入った途端


気温が一気に下がり


冬が突然にやってきましたね。


西日本では雪が降ったところもありました。


気候の急変はなかなか身体の調整がしずらいですが


私達の身体は自然の影響を多分に受けていますから


自然の変化を常に意識することはとても大切です。



今日は簡単な冬の養生法についてお話しますね。



中医薬膳の世界では、



不調となってしまった身体を整える前に


日々の養生が大切だと伝えています。


養生とは「命を養うこと」を意味しますが


私達は暮らしていく中で自


然と切り離すことができないため


季節にそった養生は


最も基本的な養生法と言えます。



冬は「寒邪」が身体を襲いやすい季節です。

中医学では病気の原因となるものすべてを


「邪」ととらえます。


寒邪とは、自然界の気が寒さに覆われるとともに


この時期に蔓延しやすいウイルス等と


イメージしても良いと思います。


冬はこの寒邪から身体を守ることが


冬の養生法です。



例えば「首」とつく部位。


ここは邪気が入りやすいスポットです。


首、手首、足首など首という名がつく部位を


保護することで寒邪から守ることが出来ます。


そして「首」の名がついていませんが


腰まわりもとても大切です。


腰まわりは経絡が縦に横に網羅しており


邪気は経絡を通じて体全身に巡りやすいため


腰回りも注意して保護して


いただきたい部位です。


腰巻きはとても理にかなっていると言えます。


中でも腰のくびれ位置の背中心にかけて


腎臓が左右にあるあたりですが


このあたりを両手でさするだけでも


全身、手足の先までポカポカしてきます。


腎兪(じんゆ)といって


背骨から指二本目のあたりにあるツボは


冷えに改善にするツボといわれています。


寒さに弱い人は、ホッカイロなどを


貼っておくとよいかもしれませんね。







「冬は腎」と言われるように


古代から伝わる冬の養生法では


五臓の「腎」を集中的に養生することで


来春を健やかに迎えることができると


伝えられています。


冬の寒さに効く養生茶をご紹介します。



ー補陽の肉桂八角紅茶ー




肉桂や八角はお腹から温めてくれ


経絡を通り全身を巡って


陽のパワーを補ってくれます。


温性の紅茶をベースにお召し上がりください。


熱+温で、温かさの持続力があります。








=材料・レシピ=


台湾阿薩姆紅茶  4g

シナモンスティック 5cm

八角        1粒

枸杞子        5粒

黒砂糖        適量



すべての材料をポットに入れ

沸騰した湯350cc程度を入れて

3分蒸らす。





【材料の薬膳効果】


肉桂

 性味 熱性

 帰経 肝腎心脾胃 

 効能 補火助陽 温通経脈 散寒止痛

    (陽を補い、経絡まであたためます)


八角

 性味 温性 辛甘

 帰経 脾胃腎

 効能 補血 健脾 養心

    (血を補い、胃腸、心を養います)


紅茶

 性味 温性 苦甘

 帰経 心肺

 効能 養心 安神 利水

    (精神安定 利尿効果があります)


枸杞子

 性味 平性 甘

 帰経 肝腎肺

 効能 名目 潤肺

    (肺を潤し、視力減退やふらつきに良いです)



黒糖

 性味 温性 甘

 帰経 脾胃肝

 効能 補中 活血 血瘀 散寒

    (胃腸系を温め、血流をよくしてくれます)




いつも心身が心地よい状態でいられるように


自分の心身を丁寧に気にかけてあげること。


「気づいたら不調」から回避する


小さなことだけどとても大切な養生法だと思います。


どうぞお健やかにお過ごしください。


【お茶と薬膳のある暮らし方】


(otonami限定企画)


(茶禅草堂企画)

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