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江南の春 中国の緑茶の旅

更新日:4月23日

 


こんにちは


茶禅草堂の浄心(岩咲ナオコ)です。


清明から穀雨へとうつりかわりました。


草木は太陽に向かって伸びはじめました。


私たち人間もそのエネルギーの恩恵を受けながら


躊躇なく成長発展させていくことが


春の暮らし方(養生法)です。




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今年の清明節(4/3)は中国で迎えました。


かねてより望んでいた緑茶をめぐる旅を


してまいりました。




碧螺春 洞庭湖東山


顧渚紫笋 顧渚山


安吉白茶 安吉


龍井茶 杭州


径山茶 径山



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江南地域は、古来より


歴代の銘茶が生まれてきた地域です。


太湖の周りをぐるっと一周、


半月かけての旅となりました。


中国は緑茶が最も多く生産されています。


同じ緑茶といえども味わいが違います。



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それは


風水や地形の関係


各茶山の生態系と特徴的な管理形態



そして


あらためて感じるのは中国緑茶というのは


お茶から創る工藝の世界。




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あるものは艶のある扁平型に


あるものは巻貝のように


あるものは瓜の形のように


あるものは蘭の花のように。。。


各地で一斉に芽吹く新芽を


茶農はお茶の持つ特性を最大限に活かすだけでなく


美しい茶葉の形状にこだわり


個性豊かな外見に仕上げていきます。



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そして


繊細ながら何層にもわたる豊かな風味を引き出していく。


中国茶は植物由来の


茶葉から創造される芸術の世界だと言えます。





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かねてより中国茶はお茶のアートではないか?と


感じていたことが、現地の山々に行き


改めて確信に変わりました。


そして


日本茶道と中国茶道がつながる茶山も


見てまいりました。




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日本以上に発展を遂げている中国で



旅の半分を茶山で過ごしたわけですが



各茶産地の風土や風水を感じ



自然と共生をする人々は



ありのままの自然への敬愛と



お茶へ直向きに向き合う茶農の姿に



中国茶の魅力に腑に落ちることばかりでした。


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茶山を巡りながら踏青(とうせい)も体験し


清明節に各家庭でつくる青団子をいただき


行く先々の茶農家でご馳走になったお食事は美味しくて


毎日の山歩きの疲れもぐっすりと眠れる日々に


満たされた旅となりました。



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中国は


繊細でダイナミック


個人主義的でありながら


楽観的で情愛に溢れている。


そう感じました。


茶禅草堂で長年学んでくれた


愛弟子も1人連れていったのですが


彼女の夢であった龍井村にも


連れて行くことができ、彼女の夢を


叶えることが出来ましたことも


嬉しいことでした。


これからもお茶で笑顔と愛が溢れる


繋がりが続いていきますことを


心から願っています。


近いうちに美味しい緑茶を皆さんと


ご一緒できたらと思っています。



緑茶会のご案内は


メールマガジンでご案内する予定です。




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【茶禅草堂開講ご案内中の教室】

中国茶教室:

中国茶初級課程@東京 (認定教室)

ただ今ご案内中

※まもなくご案内を終了



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5月末より開講予定



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