茶会 「吉祥天にちなむお香とお茶の会」

更新日:1月24日

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ありがとうございます。


五反田にある薬師寺東京別院にて

「吉祥天にちなむお香とお茶の会」が開催されました このお茶会は年末からお正月にかけて奈良時代からの伝統行事である

修正会吉祥悔過法要」 国宝「吉祥天女画像」を本尊として

新年の 「吉祥招福 ・ 天下泰平 ・ 滅罪消滅」 を

祈願する行事の最後をかざるお茶会で

奈良薬師寺と東京の別院で行われるものです 千年以上も続いている行事でのお茶会の一席を持たせて頂くという事は

大変有難い事と準備を重ねてまいりました 今回は「お香席」・「お抹茶席」・「中国茶席」と

3席を順番に巡って頂く趣向になっております 茶禅の茶席は、本尊吉祥天さまの目の前にしつらえさせて頂き

優しく微笑むお姿のもと、お茶事が展開されていきます



お客様は着物をお召しになった方も多く

大変華やかでお正月の行事にふさわしい雰囲気です お坊様より吉祥天さまにまつわるお話しをお聞きしている間に

1煎目のお茶が淹れられます

本日のお茶は「阿里山烏龍茶」です

阿里山と薬師寺さまとは大変深いご縁で結ばれています 奈良薬師寺の金堂・西塔は阿里山の檜を使って建てられているのです



                 奈良 薬師寺 東塔水煙降臨展より

朱に輝く薬師寺の金堂を通して、緑深い阿里山の風景に思いをはせながら

召し上がって頂きました お菓子は薬師寺の「白鳳の飛天」

奈良吉野の本葛で作られた落雁です

ならまちの「樫舎」さんで作って頂いているものだそうです 東塔・西塔の水煙にレリーフされている「笛吹童子」がかわいいですね



お茶会ではございますが

本来中国茶はお茶を囲んでリラックスしながら楽しい歓談をするという趣旨もございますので

2煎目を召し上がって頂きながらお坊様を囲んで笑顔がでるような楽しい会話が弾みました


茶会全体としては1席8名様を20分毎に4回転×2部行いました

茶人は1席につきお客様とお坊様、茶人用と、通常の蓋碗で10杯を2煎

計20杯のお茶を同じ味わいで淹れるという事で大変技術が求められました



また、他のお席にご迷惑をかけないように時間内で終了し

数分で片付けとセッティングをしなければなりません

茶人・伴人・水屋・進行と4人の連携プレーが求められます 如何にスムーズに美しく行うか(←ここ重要)

前日の仕込みから当日まで実際に動きながら何度も確認を行いました





結果は茶禅みんなの気持ちが一つとなって

思いのほかスムーズに行えたのではないかと思います

時間通りに進行し

水屋ではお湯がたっぷり沸かされており正確に次回の道具が揃えられ

茶人と伴人の動きも美しく息が合っていました 「あぁ~いい香りですね」 「おいしい」 …とお客様に喜んで頂けたことがなにより嬉しく感じました



今回は門下生だけで創り上げたお茶会でしたので上手くこなせるか緊張致しましたが

このメンバーでお茶会ができたことは

本当に幸せなことだと思わずにはいられませんでした

そしてすべてを任せて頂き

良い勉強の機会を与えて下さった

ナオコ先生に感謝致します

おまけ



お香席の方のご厚意で、お香を体験させて頂きました 本当に美しいしつらえのなか、奥深いお香の世界を堪能させて頂きました ありがとうございました

茶禅認定講師 吉井 真奈美 記

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