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認定講師の福岡です。
お茶を淹れる時、飲みたいお茶を選んだら
どの茶器で淹れるかを選ぶのも
中国茶の楽しみの一つですね。
岩咲先生にお稽古をしていただいていた時も
教室にある茶器の中から
このお茶を淹れるには陶器の茶壷にしようか…
それとも磁器にしようか…など
お茶を美味しく淹れることを考えながら急須を選んでいました。
初級講座でもお道具のことをお伝えしますが
今回は自分の勉強のためにも
異なる材質の茶器で淹れたお茶の味を確認してみました。
淹れるお茶は四季春茶。

お花のようにふわっと広がる香りと
さわやかな味がバランスよく
季節を問わず日常的に飲みたくなる烏龍茶です。
まずはじめは、陶器の茶壷で。
私が愛用している茶壷で
清香系の烏龍茶がとても美味しく入ります。
(不注意で口先が欠けてしまいました。涙)

淹れたお茶の味はもちろん美味しいのですが
四季春特有の立ち上る香りが弱い気がしました。
続いて蓋碗。

磁器製のものは、陶器のように味や香りを吸収しないので
どのお茶を淹れるのにも向いています。
蓋碗は茶葉を直接入れて飲杯代わりにもなるので
一つ持っていると重宝します、と講座でもお伝えしています。
蓋碗で淹れた四季春茶は
春の花のような香りがふわっと立ち上り
お茶の味もみずみずしさを感じました。

落ち着いたお茶の甘みを感じたい時には陶器
花のような香りを楽しみたいなら磁器。
四季春はこのような違いを感じましたが
凍頂烏龍茶など他のお茶では
陶器の方が美味しさが引き立つものもあります。
お茶の味に正解はないので
そのお茶の特徴を見極めながら
茶器を選ぶことは大切だと改めて思いました。
素材の異なる茶器をお持ちでしたら
実験感覚で味や香りの違いを楽しんでみてください。
面白いですよ。
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