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認定講師の福岡です。
茶禅草堂教養講座『人はなぜお茶を求めるのか?』
前回は宋代のお茶について学びました。
陸羽が茶の経典「茶経」をまとめ
それまで薬膳的に煮込んで飲まれていたお茶が
単一で飲まれるようになった唐代を経て
宋代では茶葉を粉状にして茶筅のようなもので
かき混ぜて飲む「点茶法」が流行ったそうです。
貴族が宮廷で茶を嗜むのはもちろん
庶民にまで広く伝わったというのは
嗜好品としての価値が高まったとともに
お茶が広く普及したことで
淹れ方もよりシンプルなものへと変化したのでしょう。
(毎回、その時代に関わりのあるお茶を飲みます。福建省で作られている緑茶。)
唐代の煮茶法が現代でも続いていたら
私も日常的にお茶を楽しむことは
できなかったかもしれませんね。
(宋代は烏龍茶は作られていませんが、団茶地域の岩茶を飲みました)
また、蒸した茶葉をすりつぶし固めた「団茶」も
宋代では表面に龍や鳳凰の図案がほどこされた型で
献上茶として精巧に作られていたそうです。
昔の人々の技術は素晴らしいと思いますし
美しい図案の茶を手に取った皇帝たちは
どんな気持ちでそれを眺めていたのか…
想像を膨らませるとワクワクしてきます。
次回の学びも楽しみです。
==2024年 茶禅草堂教室開講予定のご案内==
講座/サロンページよりご案内します
【中国茶教室 初級課程】
継続5回課程の教室です
=認定教室(東京)=
春期講座日程(予定)
4月28日(日)
5月26日(日)
6月23日(日)
詳細・ご案内はしばらくお待ちください
=京都教室=
満席となりました
1)2月3日(土)13:00-
2)2月3日(土)14:45-
3)3月2日(土)13:00-
4)3月2日(土)14:45-
5)3月30日(土)13:00-
=周防大島教室=
残席3
1)2月17日(土)10:30-
2)2月17日(土)13:00-
3)3月16日(土)10:30-
4)3月16日(土)13:00-
5)4月20日(土)10:30-
=オンライン教室=
1)2月15日(木)10:30-
2)2月29日(木)10:30-
3)3月14日(木)10:30-
4)3月28日(木)10:30-
5)4月18日(木)10:30-
【中国茶教室 中級課程】
4月末開講予定
※初級修了者対象に
ご案内させていただきます。
しばらくお待ちください
【お茶と薬膳のある暮らし方 初級課程】
継続5回課程の教室です
=オンライン教室=
1)2月15日(木)13:30-
2)2月29日(木)13:30-
3)3月14日(木)13:30-
4)3月28日(木)13:30-
5)4月18日(木)13:30-
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