中国緑茶の季節です

茶禅草堂のブログにご訪問いただきありがとうございました。

認定講師の服部と申します。

浄心先生のブログでも紹介されていました、15日間の中国緑茶のたびに同行させていただいておりました。

先生のご人徳にあやかり、語りきれないほどの貴重な時間を過ごしてまいりました。

春になると、「緑茶の季節がやって来た！」毎年そわそわとしてたものですが、その魅力の理由が、今回の旅をして、様々なことで、わかったような気がします。

清明節前後は、訪れた茶農家さんたちの、一年で最も忙しい時期です。それでも温かく迎えいれてくださいました。あるところでは、仕事の合間に、「ほら、これはあなたたちのだから、食べていってね。」と、蒸籠で青団子（青団）を蒸してくださいました。これは、清明節のころには欠かせない食べ物だそうです。

それが、本当に美味しくて。中身は、あんこのものと、お肉が入ったものがありました。草は、よもぎだそうです。

それが忘れられず、いろいろと検索してみて、作ってみました。　生地には、浮き粉、餅粉、そしてよもぎを使います。家の近くにはよもぎが生えていないので、乾燥よもぎを買って作りました。

持ち帰った、径山茶といただきます。

若々しく、やわらかな華やかさを持ったお茶をいただきながら、旅した時のことを思い胸が熱くなります。

茶農家さんでいただいたものより、少し柔らかめの生地になりましたが、美味しくできました。

お茶をいただきながら、旅のことを思い出しております。お茶の学びはもちろんのこと、またそれ以上に大切なことを学んだような気がいたします。

本当にどうも有難うございました。

さて、明後日からはいよいよ、茶禅草堂東京認定教室の春期講座が始まります。新しい出会いがありますことを楽しみにしております。

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