茶禅草堂のブログにご訪問くださり、ありがとうございました。認定講師の服部と申します。
昨年秋に始まった、歴史講座「The secret of TEA story」も終盤になってしまいました。
先月は、宋の時代に遡って、その頃の様子を思い描きながら、お茶を淹れる体験もしました。
今日は、その復習をしてみました。
宋の時代のお茶は、茶筅を使った、「点茶」が流行っていたそうです。当時のお茶は、現在の日本の抹茶とは異なるものでした。今日も、講座の時と同様、岩茶を淹れ、それを茶筅で点ててみました。
なんとも、クリーミーな白い泡が立ちました。当時、庶民の間で流行していた「闘茶」は、この泡が、いかに潰れずに長く残るかを競っていたそうです。白い泡が、綺麗に見える天目茶碗。色が黒という理由がわかるような気がします。
先月、「闘茶会」と題して行ったイベントは、宋の時代の「闘茶」とは内容は違いますが、人が集まって、交流しながら、ちょっと競いながら、そして楽しむ、というところが共通しているところです。
そして、お菓子には、黒蜜たっぷりの焼き菓子と、きんかんの甘露煮です。クリーミーな岩茶ととてもよく合います。
今週末の歴史講座もとても楽しみです。だんだん現代に近づいてくるお茶。どのようなお茶が楽しめるのでしょうか。
どうもありがとうがとうございました。
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